りょうちんのシンプル思考日記

投資・ビジネス・テクノロジー・スポーツなどについて、日々のインプットをシンプルにアウトプットすることを目指すブログ

クラウド会計を審査に、マネーフォワード、金融機関と連携。

2016/4/6の日経産業新聞にタイトルの記事があった。

マネーフォワード(東京・港)は5日、みずほ銀行など9金融機関と連携し同社が手掛けるクラウド会計ソフトを活用し企業が資金調達できるサービスを今夏にも始めると発表した。金融機関は企業の財務データなどの即時性の高いデータを審査することなどで、書類提出などの時間短縮につなげる。

 今まで仕訳処理と家計簿がメインでどこがフィンテックなんだろうと思っていたけど、これはフィンテックという感じがする。(するだけかもしれないw)アマゾンも出店企業に対して、既存データから審査して融資業務を始めると言っていたけど同じ感じだ。

 

今後は融資担当者は人数があまりいらなくなるのかな?

でも、数字だけの判断で良いのかという点もあるよな〜?実際に会うことで、この人は本当に返してくれるかどうかを判断できる部分もあると思うけど、それを省くことでどうなるのか?

 

今のところフィンテックと呼ばれる所で大きな影響がありそうなのは、

・金融機関による個人事業、新規事業等への小規模融資⇒クラウドファンディングで初期投資不要、アマゾンが融資

消費者金融ソーシャルレンディング(というのかな?)で借手と貸手同士で直接金融(通常は貸手⇒金融機関⇒借手だったので間接金融だったわけで、ソーシャルレンディングは直接金融と言えると思う。リスクが直に貸手が負うわけだし。)貸手側は銀行に預けるより利息が多いし、借手側はサラ金から借りるより安くすむ。

・株式等のトレーディング事業⇒元々アルゴリズムで行われた部分も大きいと思うけど、ディープラーニングによって今度はそのアルゴリズムの開発も不要になるのでは?

という所かな。

でも、数十億・数百億・数千億という大型融資は既存の銀行のテリトリーの範疇のままになりそう。

 

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