スキルベースの採用へ
2016/2/1の日経新聞で
「工業高校、見て驚き―授業真剣、就職は超良好」
という記事があった。
若手にとって工業高校の知識が真っ白だとすると、中年以上は灰色だ。私たちの時代の工業高校は荒れていて、中退者が100人以上の学校も珍しくなかった。塾生にこちらから勧めにくいイメージなのだ。
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進路指導担当教員の説明は、さらに衝撃的だった。今年度、1600社以上から2千件を超える求人があった。139人の就職希望者はほぼ全員が内定し、うち55人は資本金100億円以上の大企業だ。大学経由ではなかなか入れそうにない有名企業ばかりだ。多くが研究所など、これまでの専門を生かせる道に進めるという。
生徒も親も中学校も、そして私たち学習塾も、普通科高校信仰が強すぎるのではないか。反省させられた1日だった。
自分が学生の頃も、工業高校に行くのは、ヤンキーとかお勉強ができない層だったと思う。多分今はそういう層は、高校側も採用しないんだろうな。
そもそもヤンキーが少なくなった気がする。
サッカーU23の日本代表を見ていても、ほとんど黒髪でみんな真面目そうだった。
で、企業側もスキルベースで採用したいのだろう。
今まで、中途半端にホワイトカラー候補を大量採用していたけど、ただ費用になっていくだけで何も価値を生まないのではないだろうか?
スキルがあるの前提でプレイングマネージャーを育てるのが良いのでは?
その中から経営を学んだものがマネージャーになれば良いのでは?
自分が関わる組織でどのようにチームを作っていくか考える今日このごろ。
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