りょうちんのシンプル思考日記

投資・ビジネス・テクノロジー・スポーツなどについて、日々のインプットをシンプルにアウトプットすることを目指すブログ

トーマツベンチャーサポートが既存金融機関のフィンテック事業参入を支援する件

日経産業新聞に「フィンテック新規事業支援、トーマツ系、金融機関にアイデア提案。」という記事があった。

トーマツベンチャーサポートの話だ。

f:id:pull-up:20170102123645p:plain

 

起業家支援のトーマツベンチャーサポート(東京・千代田、吉村孝郎社長)は、金融とIT(情報技術)を融合したフィンテック分野で、新規事業の立ち上げ支援を始めると発表した。
 フィンテックへの参入を検討する金融機関に対し、事業アイデアの提案から運用まで支援する。技術を持つベンチャー企業との協業も仲介、機動的な立ち上げを支える。

 支援と言っているけど、何をどこまでやるのかな?手は動かしてくれるのだろうか?メンバーのテクノロジーに対する造詣はどれほどのものだろうか?「事業アイデアの提案から運用まで支援」とは一気通貫で全て対応するということなのだろうか?「技術を持つベンチャー企業との協業も仲介」ということは、結局口利きするだけ?

 

具体的な事業化のサポートの対象はビッグデータを使った与信モデルの構築、地域通貨の電子化、パソコンやスマートフォンを使った資産運用の新サービスの3分野。
 国内外のフィンテックの最新動向を踏まえたアイデア出しから、事業計画の作成や投資に関する社内稟議(りんぎ)の支援、法務やシステム面の課題検証などを行う。
 例えば与信モデルの構築では、既存の信用情報に加えて、ビッグデータから導き出される新しい情報を活用し、顧客の信用情報を細分化。従来はリスクが高いとみなされ貸し付けが不可能だった新しい顧客を開拓する。
 地域通貨の電子化については、ブロックチェーンなどの新技術も活用し、紙による通貨の運用を電子化する。第1弾として飛騨信用組合岐阜県高山市)による電子地域通貨の導入を支援する。

 融資のための審査・ブロックチェーンを利用した地域限定の仮想通貨・資産運用の3点のみの限定らしい。以前からある分野で、特に目新しいものはなさそう。

トーマツベンチャーサポートが関わっているベンチャーの中に、これらのサービスを作っている会社があって、それらのベンチャーから大企業に売り込むのを手伝ってくれと頼まれたということなのかな?

実際に、岐阜では導入をすることが決定しているみたい。導入を支援とあるけど、システム構築なんてトーマツベンチャーサポート内の人間ができるとは思えないから、システム会社の代わりに根回しをしてくれるということなのかな?それはそれでありがたいと思うけど。

 

トーマツは大企業とベンチャーを両方支援しているノウハウを生かして、両者の円滑なマッチングを手掛けていく。

 大企業とベンチャーのマッチングで上手く行った事例を紹介してほしいな。何かあるのであれば。まだ無くて今後出てくるのだろうか?

そういえば、以前、大手企業の経営者とベンチャー経営者がハイヤーに乗ってプレゼンする、という事業があったけど、結局どうなったんだろう?利用した人いたのかな?

blog.livedoor.jp

 

実はトーマツベンチャーサポートが立ち上がったばかりの時に、関係者の人と話す機会があった。その時は、色々な支援を基本無償で行うと言っていたので、そもそもトーマツベンチャーサポートはどうやって儲けるのかと聞いた。そうしたら、支援先企業がいずれIPOした時に監査をトーマツに依頼してもらう、という回答をもらったけど、えらいのんびりした話だなぁと思ったっけ。マリー・アントワネットみたいな人達の集まりかと思ったよ(・_・)ただ、無料で相談に載ってもらえるのであれば助かるけどね。

今はさすがにそんな話もトーマツ内で通用せずに、自分たちで売上立てようとしている感じもするけど、どうなんだろう?

 

まあ何を言っても最終的には結果が全てだな。トーマツベンチャーサポート自体が儲かっているのか。本当にベンチャーと大企業がうまくマッチングできて、お互いに儲かっているのか。結果がでなければ存在意義はないよね。

 

☆☆ noteご紹介 ☆☆

DCF法でざっくり一株あたりの株主価値を把握するノート

※DCF法で一株あたりの株主価値を算出して株価と比較することで、割安・割高・フェアバリューかを判断できます。

note.mu

広告を非表示にする