gumiの第2四半期決算を見てみようと思う
gumiが9日に第2四半期決算を発表した。
売上高が112億円・営業利益が5.6億円・経常利益が6.1億円・最終損益が5.4億円らしい。
開示した資料を見て考察したいと思う。
決算説明会資料
金額が載っていないから全然イメージわかないな(・_・)これ何のための資料なんだろう???グロス売上とは?ちゃんと報告する気がないのかな?
決算で発表している売上ではないことだけはわかった。あと、とりあえずブレイブフロンティアが右肩下がりなのはわかった。
あくまでも、グラフに数字は載せないらしい。新規事業(VR事業)とあるけど、ただ「VR事業」と書けば良い気がする。実際来年度でVRで売上立つのかな?
あと、VR事業と言っても、結局はゲーム事業ではないのかな?それなら、スマホゲーム事業・VRゲーム事業という区分けのほうが良いと思う。
海外が思った通りには全くいっていないんだろうな〜。あのガチャの仕組みは、日本特有の儲け方か。パチンコ依存症体質のような人間は、海外にはあまりいないということなのかな?
売上原価で大きいのは、「支払手数料」らしい。他社IPの配信て、そもそもゲーム会社でも何でもないと思う。エンターテイメントの会社とは言えないかな。
これは結構詳細に開示してくれている印象だ。人員は、海外と国内で半々近いのに、売上が圧倒的に国内の方が大きいのか。。。
開発の中で、自社エンジニアの人件費より外注費の方が大きいみたい。エンジニアがいるなら外注はそこまでいらないような気がするけど、スキルが低いエンジニアしかいないのかな?自社エンジニアと言いながら、外注と調整するだけの人が多いのかな。何で外注が多くなるのか聞いてみたい。
説明会資料だと、売上の内訳はわからなかったな。どのゲームがいくらとか。自社ゲームと他社IPがいくらとか。開示しないということは、知られたくないということか。
決算短信
とりあえず、現金は113億円ある。
借金が、30億円以上あるけど、BSにある通り手元のキャッシュは113億円。やばくなったらリストラすれば、とりあえずは潰れないかな。
あと、利益剰余金が△44億円から11.9億円になっているけど、これは利益を出したからではなく、資本剰余金を振り替えただけ。。。
販管費を抑える+株式取引で利益を出したという感じ。
営業CFがマイナスというのは致命的。上場前から上場後も、借入で資金繰りしている自転車操業という感じ。ゲーム事業というハイリスクな商売には、確実に返さなくてはいけない借入は本来向いていないと思う。
投資CFは、株売ったからそこまで大きなマイナスにはなっていない。株を売って資金繰りに回したのかな?
なんとか数字いじって見栄えを良くしようという気持ちは伝わってきた。
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DCF法でざっくり一株あたりの株主価値を把握するノート
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