スポーツ系のスタートアップを調べてみた
最近スポーツ系のスタートアップの資金調達のニュースをよく見るようになったので、ちょっとまとめてみようかと思った。
1.株式会社 ookami
Player!というアプリを運営している。以前はiosのみだったけど、今はandroidのアプリもあるみたい。webサービスはまだ無いみたいだ。経営者が若い。
アプリ内で、スポーツそのものの動画を見られたり、スポーツニュースをまとめて閲覧するキュレーション機能があったり、それらに対してユーザーがコメントを付けられるのがメインの機能っぽい。動画の権利関係はどうやって対応しているんだろう?そこが優位性なのかな?
「App Store Best of 2015 今年のベスト選出アプリ」に選ばれているということで、見た目には凄くこだわって作り込んでいると思う。
スポーツ中継/SNSアプリ「Player!」開発のookamiが、シードラウンドでグリーベンチャーズから資金調達 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
おそらく3回資金調達しているっぽい。
2回が、
2014年6月と2015年3月にエンジェルラウンドで、アスリートの為末大氏やユーザベース、ユーザベース代表の梅田優祐氏、海老根智仁氏(オプト創業者)、小松利彰氏(フォトクリエイト共同創業者)らから総額3,000万円を調達
で、2016年5月に3回目の資金調達。今回は金額は開示されていないみたい。
為末大氏は現役時代から結構ビジネスマンとしての振る舞いをしていたと思う。スポンサー企業とお互いにリスクを取って商品販売したりとか。
マネタイズしている感じがしないから、バイアウトすることしか考えていないのか。今あるお金が溶けたら、次の資金調達できなかったら解散かな。それまでにバイアウトできるかマネタイズできるか。
2.運動通信社
スポーツインターネットメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」というサービスを運営しているらしい。こちらは、ios・android・webでサービスを運営している。こちらもスポーツニュースのキュレーションと、動画の配信のようだ。マネタイズについてもまだ余り無さそう。webを見ると、一応広告はあった。2015年5月に設立。経営者はそんなに若いわけではなさそうだ。
スポーツインターネットメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」を運営する株式会社運動通信社、第三者割当増資および協業契約を締結|株式会社運動通信社のプレスリリース
2016年11月にKDDI、朝日新聞社、株式会社ABCフロンティアホールディングスの3社から資金調達している。金額は非公開っぽい。
サービス内容を見ると、Player!と丸かぶりな感じだ。どちらが勝つのかな。それともなんとなく住み分けができたりするのだろうか。
3.株式会社Link Sports
TeamHubというチームマネージメントツール・AZrena | アズリーナというスポーツの世界を届けるwebメディア・Q&A Sportsというスポーツの疑問・悩み解決することを目的とした、スポーツQ&Aサイトの3つが運営しているサービスらしい。
2014年1月設立。経営者は30代前半。
スポーツチーム管理最強アプリ『TeamHub』を正式リリース!資金調達を実施しAndroid版利用開始。種目の追加へ爆進!|株式会社Link Sportsのプレスリリース
2016年8月に、ベンチャーユナイテッド株式会社からエクイティで、日本政策金融公庫から借入で、約6,000万円の資金調達をしたらしい。借入したのをリリースするって珍しいなw
設立から2年間経って資金調達しているということは、それまで自己資金でやっていたのか、そこそこ売上が立っていたのかな?広告もないし、マネタイズしている感じないんだけどな〜。
スポーツ×ITを切り開く、営業・インターン生をWanted!! - (株)Link Sportsのセールス学生バイト・インターンシップ - Wantedly
wantedlyでTeamHubの営業を募集しているということは、とりあえずプロやセミプロのチームに、何か売ったりコンサルで売上を立てようということかな。
最近資金調達で目立ったのは上記3社かな。どれも会社が潰れないくらいにはうまくいきそうな気がするけど(死なない事自体が大変だけど。。。)、突き抜けるかどうかは全然わからないな。
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