りょうちんのシンプル思考日記

投資・ビジネス・テクノロジー・スポーツなどについて、日々のインプットをシンプルにアウトプットすることを目指すブログ

野村もロボアドバイザー事業を始めるっぽい

野村ホールディングスがロボアドバイザーを使って、資産運用を指南するサービスを始めるようだ。

www.nikkei.com

野村ホールディングスはコンピューターが資産運用を指南する「ロボット・アドバイザー」事業に参入する。個人投資家を対象に11月中旬に始める。リスクの許容度に応じた最適な運用を営業担当者を介さずに提案し、若年層開拓につなげる。

若年層開拓につなげたいらしい。営業に来られると、若い人は嫌がるのだろうか?ロボアドバイザーを薦めるための営業はいるのだろうけど。それとも、ロボアドバイザーという新しいワードを使えば、若い人が食いつきやすいということだろうか? 

ホームページで年齢や運用目標、投資経験などの簡単な質問に答えてもらい、慎重な運用を望む「保守型」からリスクを大きく取る「積極型」の5つに分類する。それぞれのタイプで国内外の株式や債券などの最適な配分比率を定めており、それに見合った投資信託を提案する。回答の分析や提案までは無料で、投信はネットで1万円前後から購入できる。

 「ホームページ」という単語を使用しているけど、「サイト」と言ったほうが良いと思う。これは日経新聞の編集者次第だけど。

「保守型」でも「積極型」でも、どちらにせよ大事なのは儲かるかどうかだ。儲からないのであれば意味がない。よく、投資信託の薦めなど、こういう表現が使われるが、納得いかない。リスク許容度に応じるとか、誰も損したくないし、資産を増やしたいからプロに任せるわけで、それに対して「損しても限定的です」とか言われると、じゃあ最初から買わなければ良いじゃんと思う。

このあたりは、大手が販売している金融商品ではよく使われている営業トークだと思うけど、独立系のファンドはあまり見ないような気がする。「さわかみ投信」とか「ひふみ投信」とか「鎌倉投信」とか。こういう独立系の人達は、結果が全てという意識でいて、そこに自分がリスクと責任を負っているからだろうな。

株式の投資信託を買うことは無いだろうけど、買うならまだ独立系の所から買ったほうが良いと思う。

 

そういえば、記事からはロボアドバイザー自体の手数料がわからないな。ロボアドバイザーで手数料を取って、さらに野村が運営している投資信託を買わせてそこでも手数料を取るという、2重で儲けようとするビジネスモデルなのかな?

 

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