りょうちんのシンプル思考日記

投資・ビジネス・テクノロジー・スポーツなどについて、日々のインプットをシンプルにアウトプットすることを目指すブログ

富士通がマイクロソフトのクラウドサービス「オフィス365」を導入

富士通マイクロソフトクラウドサービス「オフィス365」を社員用のコミュニケーション基盤として全面的に採用するらしい。オフィス365の世界最大級の導入事例となるとのこと。

www.nikkei.com

結構大きな事案な気がする。

メールや通話、スケジュール管理、社内SNS(交流サイト)などのシステムを、自社のデータセンターからMSのクラウドに移行する。センサーで読み取った手のひらの静脈パターンで個人を認証するといった独自ソフトは富士通クラウドで動かし、MSのクラウドと連携させる。5年間利用したときの合計費用を30%削減できる見通しだ。富士通の顧客企業もMSのクラウドを選ぶことが多いと判断。自社で導入経験を積んで国内外の企業に売り込む。18年度に年間500億円の売り上げを目指す。

富士通は自社ではこういうサービスを開発できなかったということかな?でも、認証システムは富士通のソフトを使うみたいだ。オフィス365を他企業に売り込むということは、ただの代理店ということだけど、富士通のソフトと抱き合わせで販売するということかな?富士通が独占できるのかな?NECとかもやりたいと言ったらできるのかな?マイクロソフト的には、独占するよりも色々な会社に販売して欲しいだろうけど。

 

富士通が、オフィス365の販売で500億円を達成できたら、営業とかしないでもマイクロソフトにも勝手に大金が入る。先日書いた記事で言及したパッケージソフト・クラウドサービスの開発に力を入れて、それをスケールさせるという話のままだね。

 

 あと、やっぱりオフィス系のアプリケーションはマイクロソフトが強そうだ。グーグルも色々サービスを開発してはいるけど、ダメそうならすぐにサービス停止するから怖くて使いづらい。その点、マイクロソフトはずっとオフィス系のアプリケーションを開発しているわけだから、安心感はあるかも。とすると、なんだかんだ言われることも多いけど、今後もマイクロソフトは安泰そうだ。マイクロソフトもやっぱり商売の仕方がうまいよね。

 

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