りょうちんのシンプル思考日記

投資・ビジネス・テクノロジー・スポーツなどについて、日々のインプットをシンプルにアウトプットすることを目指すブログ

ヘッジファンドの苦境・ロボアドバイザーの話から、運用に関わる人にコミットメントを求める話

2016/8/30の日経新聞朝刊に「ヘッジファンド苦境 資金流出、09年以来の高水準 」という記事があった。

www.nikkei.com

ヘッジファンドの苦境ぶりが鮮明になっている。7月はヘッジファンド業界全体から252億ドルの資金が流出した。米金融危機の余波が残っていた2009年4月以来の大規模な資金流出だ。英国による欧州連合(EU)離脱決定などで市場が荒れて運用成績が低迷する一方、金融技術の革新で低コストな運用手法が相次ぎ登場し、資金を奪われている面がある。

 

色々潮目が変わっている時期のようだ。 

ロボアドバイザーやアルゴリズムでの運用に流れているようだ。「低コストな運用手法 」とあるが、結局行くつく所は人件費なわけで、運用に人がいらなければその分低コストにできるわけだ。ただ、低コストだから良いわけではなくて、そもそも利益がないなら意味がない。ロボアドバイザーが大きなリターンを上げたことがあるのか誰か教えてほしい。

 

要因のひとつが運用成績の低迷だ。米国株の代表的な指数、S&P500種は今年に入って6・7%上昇。これに対し、米ヘッジファンド・リサーチによるとヘッジファンドの運用成績は同期間の平均で0・8%のプラスと見劣りする。

 

さらに、そもそも運用成績が低迷しているらしい。インデックスを買ってたほうが、5.9%も運用成績が良くなる。ヘッジファンドは一体何をヘッジしているんだろう?存在意義がないような。。。ヘッジファンド自体の収益は、手数料ビジネスだから運用で利益だそうが損失だそうが2%程度は手数料を徴収するわけだ。利益を出したら20%程度は成功報酬も取るわけだけど。

 

結局、トレーディング業務はテクノロジーに取って代わるのだろうと思う。で、人間がトレーディングで勝てるわけがなくなると思うので、個人的には人間は長期的視点からのインカムゲイン狙いというスタンスでいるのが良いと思う。例えば、リーマンショックの後にトヨタ自動車の株価は3000円を割っていたけど、3000円で買っていれば、2015年度の配当金は210円だったので、配当利回りは7%になる。S&P500のリターンより大きい。しかも、現時点の株価は、6000円を超えているので、含み益も100%のリターンだ。また、リーマンショック後の3000円が安いかどうかはDCF法である程度算出できる。価値を把握することも重要だ。

 

あと、ヘッジファンドやロボアドバイザーとか、実際にそこで働いている本人達は、そこにどのくらい自分の資産を突っ込んでいるのかな?

Fintech-フィンテックに詳しくなるノート|kazuhisashibayama|note

ウェルスナビの創業者が、フィンテックについて詳しくnoteを書いてくれている。目的は宣伝なんだろうけど。私が一番知りたいのは、創業者ご自身が、自分のポケットマネーをどのくらいウェルスナビの運用に突っ込むのかだ(法律的に投資できないのならしょうがないけど)。金額というよりは、純資産の何割かが大事。これは、運用の話だけではなく、普通の事業会社の経営者が、自分の経営する会社の株式をどのくらい持っているか、純資産の何%が株式なのか、が大事なのと同じだ。ウォーレン・バフェットは、自身の純資産の99%以上がバークシャー・ハサウェイ株だ。レンタカーを洗車する人間はいない。

ウェルスナビにしてもお金のデザインのTHEOにしても、顧客にはロボアドバイザーを提供するけど、自分達はリスクが大きいからロボアドバイザーは使わない、とか言ったら筋が通らないと思う。創業メンバーは、会社設立のためにお金を使っているから、今は手元にキャッシュがないかもしれないけど。

 

☆☆ noteご紹介 ☆☆

DCF法でざっくり一株あたりの株主価値を把握するノート

※DCF法で一株あたりの株主価値を算出して株価と比較することで、割安・割高・フェアバリューかを判断できます。

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