りょうちんのシンプル思考日記

投資・ビジネス・テクノロジー・スポーツなどについて、日々のインプットをシンプルにアウトプットすることを目指すブログ

DAZN(ダ・ゾーン)というスポーツ動画配信サービス

2016/8/23に英パフォームグループという会社が、スポーツ動画の配信サービス「DAZN(ダ・ゾーン)」を始めた。

DAZN

そして2016/8/24の日経新聞朝刊に記事があった。

www.nikkei.com

 

ダ・ゾーンはスマートフォンタブレットなどで130を超えるスポーツコンテンツを生中継で見たり、後で見返したりできる。10日にドイツ、オーストリア、スイスで始まり、日本は4カ国目となった。

 イギリスの会社だけど、ドイツから展開しているらしい。なんか以外な国ばっかりだな。どういう戦略なんだろう?まだ、動画ストリーミングが流行っていない国で、トップが取れそうな国から展開しているのかな?

コンテンツはサッカーの独ブンデスリーガや伊セリエA、米大リーグ、日本のラグビートップリーグなど。さらにパフォームはJリーグと2017年から10年間の放映権契約を締結。Jリーグの全試合も生中継で楽しめるようになる。

 日経新聞の記事には、NBAの事が書いてないけど、NBAも観れるらしい。全試合が観れるかがわからないけど、プレーオフまで全部観られるなら、今までNBAリーグパスを毎年契約していたけど、DAZNでも良い気がする。ただ気になるのは、Apple TVで観られるかどうかだけど。いつも、NBAリーグパスをApple TVで観てたし。今更スマホとかPCで観たくない。今のところapple tv みても、DAZNのアイコンが出てこないから観られなそう(・_・)いずれ対応するのかな。あとJリーグは、最近動きが積極的で良いな。

 

ソフトバンクも先日スポーツ動画の配信サービスを始めたけど、今の状態だと全然叶わないだろうな。結局どこが覇権を取るのだろう?やっぱり最後はアマゾンかな?いずれDAZNを買ったりしないかな?

 

いつも思うけど、プラットフォームプロバイダーになるのが良いのか、コンテンツホルダーになるのが良いのか。

どちらもメリット・デメリットがある。

 

プラットフォームプロバイダーのメリットは、もし本当にプラットフォームプロバイダーとして確立できたら圧倒的に強い。例えば、ポケモンGOがいくら流行ろうが、一番潤っているのは、グーグルとアップルになる。何もしなくても勝手に課金手数料が懐に入ってくる。デメリットは、そもそもプラットフォームプロバイダーとしての地位を確立するのが大変だ。今のところ、中国以外は、基本的にユダヤ人がプラットフォームプロバイダーとなりルールメイカーになっていると思う。(アップルはちょっと例外か、最初作っても、その後ユダヤ人に持って行かれているかな。)アマゾンしかり、フェイスブックしかり、マイクロソフトしかり、グーグルしかり。。。EVとかディープラーニングとかバイオは日本人も頑張りたい所だと思うけど、持っていかれるのだろうか。

 

コンテンツホルダーのメリットは、提供するプラットフォームがどこでも良い所だ。別に売れればどのプラットフォームを使っても良い。デジタルの商品でも良いし、物理的な商品でも良い。ポケモンならゲーム・アニメ・グッズとか。音楽なら、音楽配信・CD・コンサートとか。デメリットは、コンテンツが売れるかどうかがわからないことだ(こんなのはどんな商売でも同じだけど)。ポケモンGOとか見ていると、やっぱり日本人はコンテンツホルダーになっている・ならざるを得ないという感じかな。あとは、プラットフォームみたいに一度作って終わりではなくて、常に新しいものを作り続けないといけないことかな。そうすると、アップサイドが無限にはならず、ヘタしたら貧乏暇なしという状況になると思う。イナズマイレブン作って、妖怪ウォッチ作って、その次はどうするのか、とかね。ミッキーマウスみたく確立できればまだ楽だけど。

 

まあ、とりあえずJリーグはDAZNに提供することを決めたわけだけど、ダメだったらダメで問題ないよね。とりあえずやってみるというは良い意思決定だと思う。

 

☆☆ noteご紹介 ☆☆

DCF法でざっくり一株あたりの株主価値を把握するノート

※DCF法で一株あたりの株主価値を算出して株価と比較することで、割安・割高・フェアバリューかを判断できます。

note.mu