りょうちんのシンプル思考日記

投資・ビジネス・テクノロジー・スポーツなどについて、日々のインプットをシンプルにアウトプットすることを目指すブログ

中身をわかっていないリーダーが失敗を招く

ソフトウェア開発の納期について言及されたブログがfacebook上のタイムラインに出ていて読んだ。

ソフトウェアの納期見積もりは、星占いレベルのものであると思う - メソッド屋のブログ

全く同感だ。

 

技術的にも要件的にも完璧にどうすれば良いかわかっていれば、いつまでにはできるだろうという見積もりはある程度できる。しかし、やっていくうちに仕様が変わることなんてしょっちゅうあるし、技術的に見えないことなんて山程ある。だから対応としては、機能削るとか、ある程度見えてきたら納期設定するとか書いてあるけど、これしかやりようがないと思う。

 ソフトウェア開発で言えば、プログラムがわからない人というのは、そういうのが全く理解できないわけだ。そういう人間がリーダーになったら質が悪い。開発メンバーにかなり超優秀な人がいれば、なんとかリカバリーできることもあるだろうけど。先日のみずほの件なんて、もうむちゃくちゃだったな。

 

ちょっと前に、スタートアップに投資しているVCの人が、起業家から相談されたスタートアップで起こった問題として、エンジニアが全てソースコードを持って消えてしまったという話を笑い話としてしゃべっていたけど、おそらくその会社の起業家はプログラムは全然わからなかったんだろうな。ネットサービスを作ろうとしている起業家が、プログラムが全然わからないってどうなんだろう。サービスできるまでは、口だけで何もやらないわけで。そもそもサービス作るのにも苦労するだろうな。会話にならないのだから。そういう人間は何で覚える努力を放棄しているのかな?エンジニアではないからとか言い訳していないで、成功したいなら覚えれば良いと思う。

 

ソフトウェア開発ではないけど、三菱重工の造船・MRJの失敗は本当に質が悪かった。結局は、文系大国である限りこの手の失敗は起こり続けるんだろうな〜。アメリカだと大学でコンピューターサイエンスとかの技術を学んで、かつMBAを取った人がトップ層になっているイメージだけど、日本は口だけの文系がトップ層になっているイメージだ。

 

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