会社は社会の公器
日経産業新聞にタイトルについての記事があった。
「会社は社会の公器であり、事業を通じて社会に価値を生み出し貢献するものである。これこそが企業が実現すべき価値観である。
そのためには(1)会社があげた利益を株主だけでなく、会社を支える社中各員に分配する(2)持続的に成長する(3)リスクをとって果敢に新しい事業に挑戦し常に改善改良につとめる――といった3つの原則が求められる。これが「公益資本主義」に基づいた経営理念だ。」
とのこと。
株式会社は誰のものとか言う議論がバカバカしくて、
簡単にいえば会社・企業活動というのは、
・会社は社会に価値を提供する仕組みに過ぎない
・株主は株主としての役割を担っているに過ぎなくい
・経営者の仕事は会社という仕組みに関わる全てのステイクホルダーの企業価値を最大にすること
・PLの順に、顧客・仕入先・従業員・債権者・国・地方・株主の順に企業活動によって発生する果実を分けていく
ということだと思う。
仮に給料を減らしたり、仕入先から安く買い叩いたり支払いを先延ばしにすれば、一時的には株主にとってプラスでも、長期的にはマイナスになるかもしれない。
優秀な社員が辞めていくとか、仕入先が潰れるとかで。
経営者の仕事はそこら辺のバランスを取ることで全てのステイクホルダーにとってプラスになるようにしなくてはいけないので大変だ。。。
経営者たちがどこまで意識しているのかわからないけど。
株主になる側もそういう所を意識すれば、とにかく配当を増やせなどアホなことを言わないのではないかな。。。
こういうこという株主の大概は、自分が儲けたらさようならという感じだろうけど。
そこら辺はamazonの株主教育を色んな会社も見習うと良いと思う。
90年台から今まで一貫して株主の手紙で同じことを訴えている。
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